ど素人、黄表紙をよむ

独学で黄表紙を読み、悪戦苦闘の成果をさらす。恥知らずの野暮天ですみません。

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人間一生胸算用⑬

人間一生胸算用13

かの朝帰りの時、足が思ったのは、

 「みんな、ほかの手やいはそれ相応に楽しみがあれど、
  我は骨を折るばかりで面白い事はちっともなし。
  せめてくたびれを休めよう」

と、気にねだって、我ひとり気にせず籠に乗って帰る。

  足 「おいらは遊びに来るよりは、
     うちでコタツへ踏んこんで、のびのびとしていたい」

  手 「足をば、いつでも籠にのせるがいい。
      ひょっと犬のクソでも踏むと、俺が拭いてやらねばならぬから恐ろしい」



※「気」が被ってる頭巾について
 当時、吉原に通うのに黒い頭巾を被るのが流行った。
 元は身分の高い者が、頭巾や笠で顔を隠して郭に通っていたものが、
 やがて吉原通いを自慢するのが目的で、
 かえって目立つ黒頭巾を被るのが流行るようになったらしいです。


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野暮天のサチ

Author:野暮天のサチ
江戸のおもしろ文学『黄表紙』を読み始めて1年余り。
ど素人の独学なので試行錯誤中ですが、あまりにも面白いので、みんなにも「黄表紙読み」をお勧めしたいと思ってブログをはじめました。

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