ど素人、黄表紙をよむ

独学で黄表紙を読み、悪戦苦闘の成果をさらす。恥知らずの野暮天ですみません。

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人間一生胸算用①

『人間一生胸算用(にんげんいっしょうむなざんよう)
寛政三(1791)年 発行
著・画/山東京伝
版元/蔦屋重三郎

この本は、前年に出版された『心学早染艸』の続編。

実はわたくし、今まで現代語訳を載せた2作品については
読み下しの暗チョコ的なものがあったのでミスの確認ができたのですが、
今作品については完全に独学なので
読み下しの間違いも多いかと思います。
お気づきの点があれば、ご指摘いただけると嬉しいです。

ここをクリックで、全頁まとめて読めます。
※本文中のアンダーラインは脚注です。脚注はページ下部に薄青色で書いてあります。
※画像はクリックすると大きくなります。




人間一生胸算用01

(口上)

とざい、とうざいー。
高に控えましたる上ならず、
裸にて失礼の段、御容赦下されましょう。

さて、去年わたくしども寄り集まり
不調法なる狂言取り組み御覧に入ましたる所、
ことのほか御評判なし下され、大慶仕りましてござります。
付きまして、当年もさる御贔屓の御方さまの御薦めにより、
右後編を著し御覧に入れまする。

この草紙、老子不言の教えに
孔子のべったりと致したる示しを加え、
荘子の寓言に浮屠氏(ほとけ)の誠から出た方便(うそ)を取り混ぜ
三門ほら、気に仕り御覧に入まする。

ひとだまの口上、左様。

(ひょうし木)チョンチョン

寛政三 亥乃春
山東京伝 戯作



去年わたくしども寄り集まり…:前年に出版された『心学早染艸』のこと

三門ほら:「三文ぼら」と「三門」をかけている

三門:知恵・慈悲・方便の三つ


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野暮天のサチ

Author:野暮天のサチ
江戸のおもしろ文学『黄表紙』を読み始めて1年余り。
ど素人の独学なので試行錯誤中ですが、あまりにも面白いので、みんなにも「黄表紙読み」をお勧めしたいと思ってブログをはじめました。

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