ど素人、黄表紙をよむ

独学で黄表紙を読み、悪戦苦闘の成果をさらす。恥知らずの野暮天ですみません。

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心学早染艸(しんがくはやそめぐさ)⑬

心学早染艸13

理太郎はついに宿無しになり、
なおさら悪たましいが増長して、今は盗賊となり、
人家から離れたところへ出て
追いはぎをしているとは、情けない。

悪たましいどもは自分たちの仕業で
今、理太郎の身が終ってしまうのを
みんなで指さしてドッと笑うとは
何と憎たらしいことでしょう。

ところで、ここに博識・秀才・仁徳で名の知れた
道理先生という尊い人がおります。
ある夜、講釈からの帰りがけにこの場所で盗賊に出会い、
かねてから腕におぼえがあったので、
さっそく引っ捕らえてしまいました。

しかし道理先生は盗賊をふびんに思い、
しっかり教訓して善人に導こうと、その罪を許し、
同道して宿へ帰りなさいました。
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野暮天のサチ

Author:野暮天のサチ
江戸のおもしろ文学『黄表紙』を読み始めて1年余り。
ど素人の独学なので試行錯誤中ですが、あまりにも面白いので、みんなにも「黄表紙読み」をお勧めしたいと思ってブログをはじめました。

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