ど素人、黄表紙をよむ

独学で黄表紙を読み、悪戦苦闘の成果をさらす。恥知らずの野暮天ですみません。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

心学早染艸(しんがくはやそめぐさ)⑫

心学早染艸12

理太郎はだんだん悪たましいが増えて、
女郎買いの上に大酒をのんであばれ、
博打をうち、かたりをし、親にも不孝にあたるとついに勘当の身となり、
今は身の置きどころさえなくなり、
あろうことか親の家の土蔵を破ります。

悪たましいどもが大勢集まり、理太郎に付きまとって、
色々と悪事を勧めます。
おそろしいことである。
つつしむべし、つつしむべし…

心学早染艸12 ブチのアップ

  犬いわく「山科のかくれ家じやァねえが、
        むかしの旦那が今はドロ。
        吼えねばわたしの役目がなくなる。わんわんわんわん」
   
  理太郎 「ブチよ、おれだワ。吼えるな、吼えるな。
        荒神さまの吼えるな吼えるなは、どうだ」



山科の隠れ家:『仮名手本忠臣蔵』の九段目の場面。
          由良助は千五百石取りの家老だったが、
          殿中での刃傷事件で旧主の塩冶判官が切腹させられたため、一夜で浪人の身になり、
          由良助の息子・力也と、その許婚の小浪は敵同士になってしまう。

荒神様の吼えるな吼えるな
          荒神のお札の売り声「荒神さまの、お絵ん馬、お絵ん馬」のシャレ。
スポンサーサイト

« 心学早染艸(しんがくはやそめぐさ)⑬|Top|心学早染艸(しんがくはやそめぐさ)⑪ »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kibyosi.blog.fc2.com/tb.php/32-3e31fe55

Top

HOME

野暮天のサチ

Author:野暮天のサチ
江戸のおもしろ文学『黄表紙』を読み始めて1年余り。
ど素人の独学なので試行錯誤中ですが、あまりにも面白いので、みんなにも「黄表紙読み」をお勧めしたいと思ってブログをはじめました。

この人とブロともになる

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。